バッティングで体が前に突っ込んで、体重移動が大き過ぎる不安定な状態を「スウェーする」と言います。スウェーには、前のスウェーと後ろのスウェーの2種類があります。
今回は、体が前にスウェーする原因と修正方法のご紹介です。
すぐに改善できる方法と、それでも改善しない方法の大きく2通りのスウェーの改善をお伝えしますよ。
バッティングでスウェーする原因はトップにあり!
まずは考えられる原因としては「トップが浅い」ことが挙げられます。
バッティングのトップとは、打ちに行く際のグリップの位置になりますよ。
トップが浅いと、ボールをしっかりと待てない原因になります。
- タイミングが合わずにボールを迎えに行き体が前に突っ込む
- 下半身が不安定で粘れない
といった原因になるんですね。
では早速トップが浅いバッティングフォームを見てみましょう。下記のバッティングフォームでは、スウェーはしていませんがトップが浅い例として用いています。
- ステップを終えて前足が着地 ⇓
- トップを作る ⇓
- スイング ⇓
というバッティングフォームの一過程になります。
②でトップが浅いために、③のスイングでタイミングがずれると前に突っ込みやすくなります。
次の深いトップのバッティングフォームと見比べると分かりやすいです。
深いトップの例
トップが深く「体の割れ」も大きく安定感がある事が分かります。
バッティングの体の割れとは、上半身と下半身が一番大きくねじれる(離れる)ことを言い、大きなパワーを生む動作になりますよ。
割れが大きいほどに「重心が下がり安定感」も増します。
それでは、バッティングのトップの違いを比べてみましょう。
②のトップの深さの違い、②~③の割れの大きさの違い、③の重心の安定感の違いが分かりますよね。
バッティングのスウェーの矯正方法
バッティングのトップを深く作るには、グリップをキャッチャー側(ホームベース方向)へ引く様なイメージで作ります。
一度鏡などでトップの位置をチェックすると良いでしょう。
意外と自分が思っていたよりも浅い…何てこともありますからね。
トップを深くして、割れを大きくしても体が突っ込む場合には、その矯正方法として、座りながらの素振りやティーバッティングを行うと良いです。
上体が突っ込まないバッティングの練習方法の一つになりますよ。
椅子に座る、バランスボールの上に座って打つなどですね。
下記のバランスボールティーバッティングでは、全く上体が前に突っ込んでいませんよね。
バッティング練習でのバランスボールの選び方
バランスボールは野球でも色々な使い方があります。
上記の様なバランスボールの上に乗ったティーバッティングでは、バランスボールの大きさのサイズ目安は、膝よりも高く足の付け根よりも低いサイズが良いです。
地面からメジャーなどで測って、膝と足の付け根の間くらいの高さのバランスボールが練習しやすいです。
個人差はありますが、身長165cmほどならば65cmサイズくらいで合うのではないでしょうか。
まずは椅子を使って練習をしてみて下さい ^^ /
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腕がしっかりと振れるので、変化球のキレも増してきますよ。
このトレーニングが良い点は「肩や肘」を怪我から守るトレーニングも兼ねている点ですよ。

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女子プロ野球選手になりたい女子を応援中!
たまに球場に行きビールチケットを買っています。
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